第35回 大賞作品

 第三十五回大会となる令和二年度は、コロナ感染拡大防止のため短歌募集のみ実施し、

全国各地よりあわせて1,348首の素晴らしい作品を出詠いただきました。

今後も多数のご参加、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 天草市民センターのショーケースに2021年2月2日より各賞の短歌を掲示しています。
ぜひご覧ください。


◆第35回の各部門大賞作品

・一般の部
其の上の母が書きたる仮名文字の「シヲ」の壺より一匙すくう

・高校生の部
日が暮れて赤とんぼの群れ風となり吹かれて行くよ稲穂ゆらして

・中学生以下の部

草むらに寝転び空を見上げては浮かんだ雲を指でなぞった



◆天草市民センターショーケースの様子

五足の靴顕彰全国短歌大会

与謝野鉄幹、北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里ら5人の文豪による紀行文「五足の靴」の中心舞台となった天草を、文化の島として発信し、「五足の靴」の足跡と旅の意義を再認識するとともに全国に顕彰し、文学と風土について考える文化交流の場を設けることを目的として五足の靴顕彰全国短歌大会を実施しています。