第37回 大賞作品

 第37回大会となる令和四年度は、松平盟子氏による講演会「五人は南を目指した!〜鴎外の『即興詩人』に導かれて」、歌会(今大会の入賞作品の発表)、および表彰式を実施しました。

 全国各地より、一般の部、高校生の部、中学生以下の部、あわせて1,142首の素晴らしい作品を出詠いただき有難うございました。

◆第37回の大賞作品

・一般の部
 海軍の父が最後の任地なりし「天草」のひびきわが核となる

・高校生の部
 夏の夜見上げる夜空星の空星の数ほど未来の私

・中学生以下の部
 プール後の国語の時間の倦怠感塩素のにおいかすかに残る


~今後も多数のご参加、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。~

五足の靴顕彰全国短歌大会

与謝野鉄幹、北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里ら5人の文豪による紀行文「五足の靴」の中心舞台となった天草を、文化の島として発信し、「五足の靴」の足跡と旅の意義を再認識するとともに全国に顕彰し、文学と風土について考える文化交流の場を設けることを目的として五足の靴顕彰全国短歌大会を実施しています。