第38回 大賞作品

第38回大会では全国各地より「一般の部」、「高校生の部」、「中学生以下の部」に、合計1,243首の素晴らしい作品をご出詠いただきました。令和6年1月13日㊏に天草市民センターで開催された短歌大会では、塚本諄先生の講演会「『言霊が支える生』~言葉を心の杖に~」、歌会(第38回大会の入賞作品の発表)、および表彰式を実施しました。

◆第38回の大賞作品

・一般の部

十五円の切手で始まりし母の文(ふみ) ささえてくれたり八十円まで


・高校生の部

諦めたはずの絵筆を掴んだら描きだすのは私の未来


・中学生以下の部

照らされる水平線はどこまでも目指すゴールの光となれり


今後も多数のご参加、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

五足の靴顕彰全国短歌大会

与謝野鉄幹、北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里ら5人の文豪による紀行文「五足の靴」の中心舞台となった天草を、文化の島として発信し、「五足の靴」の足跡と旅の意義を再認識するとともに全国に顕彰し、文学と風土について考える文化交流の場を設けることを目的として五足の靴顕彰全国短歌大会を実施しています。